新元号“令和”に決まる!!
2019年4月4日
本年4月30日に今上天皇がご退位されるに伴い、新しい元号の制定に国民の関心が集まっていました。
そして皇太子殿下が5月1日にご即位され、それに合わせ新元号が公布施行されます。
その元号が今週4月1日に発表されました。
新しい元号は“令和”。
これまで中国の漢籍から引用されてきましたが、今回初めて日本の国書である「万葉集」から採用されました。
万葉集 巻五 梅花の歌三十二首并せて序 より
「于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。」
時に、初春の令月にして、気淑(きよ)く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。
(文意)
時は初春、よい月にさわやかな風が吹く。
梅の花が鏡の前で女性がおしろいをつけているように白く咲く。
蘭は貴人が身につける香り袋のように薫っている。
新元号“令和”には
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められており、考案者は万葉集研究の第一人者の中西 進氏(大阪女子大学 名誉教授)と言われています。
来月の新元号の施行に伴い、新しい時代への期待がますます高まっていくことでしょう。
当社も社会のニーズやトレンドを敏感に意識し、引き続き新しい時代にふさわしいご提案ができるよう鋭意努めてまいります。