10月に入り日毎に秋の気配が濃くなっているように感じます。今年も残り約3ヶ月ですが、2020年はほぼコロナウイルス感染症の話題一色で過ぎていきそうです。当社は現在も時短勤務とテレワークを併用しつつ業務をこなしながら、毎年恒例のオリジナル卓上カレンダーの制作を進めています。

2021年のカレンダーは、日本の天然記念物のうち、世界的また国家的に価値が特に高いものとして、文化財保護法第109条第2項の規定により指定された、特別天然記念物75件の中から「四季折々に映える自然の美―日本の特別天然記念物―」として12件を選ぶことにしました。特別天然記念物は現時点で動物21件、植物30件、地質・鉱物20件、天然保護区域4件が指定されています。

コロナウイルス感染症の収束にはまだまだ時間がかかりそうですが、政府主導のGo To トラベルやGo To イートのキャンペーンが始まり、外出自粛・休業要請から一転、疲弊した景気・経済を再興していこうという気運が高まっています。

この機に乗じて、日本列島がたどってきた自然史としての意義や、巨樹などの人がかかわり作り上げてきた自然、すなわち日本人の自然観の形成に寄与したもの、また並木など人がかかわって作り上げたもので、私たちと自然との親密さを物語る文化史としての意義も持つ（文化庁ホームページ https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/tennen_kinenbutsu/より抜粋）特別天然記念物を訪ねてみるのも一興かもしれません。

もちろん今はまだ現地へ行くのはちょっと…という方にも十分に楽しんでいただけるよう、各月のカレンダーの裏面では、当社の社員が選び抜いた美しい12枚の写真をご紹介していきます。

オリジナル卓上カレンダーは、11月末の完成を目指しています。
それまでもうしばらくお待ちください。